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パーキンソン病とのつきあい方

2017/09/01 7階多目的ホール 第80回脳と神経の勉強会

第80回脳と神経の勉強会のようす

パーキンソン病は、脳内の物質(ドパミン)が減少することによって神経細胞の連絡が滞り、運動機能が低下する疾患です。 ドパミン減少の原因が明確でなく、完治する治療法が見つかっていないため、難病指定されています。 「治らない病気」と捉えられますが、高血圧や糖尿病なども同様に完治しない疾患です。 長くつきあっていかなければなりませんが、寿命に影響する疾患ではありません。

治療は薬物療法やリハビリ、手術などを組み合わせ、動ける時間をできるだけ長くすることが目的となります。 発症年齢、主となる症状、進行速度、薬剤に対する反応性など、個人差が大きい疾患です。 一人で悩んだり、インターネットや書物の情報に惑わされず、あなたの症状や治療の経過を知る専門医にご相談ください。

パーキンソン病の一般的な経過

パーキンソン病の一般的な経過

症状や経過には個人差がありますので、おおまかな目安としてご覧ください。


脳神経外科・パーキンソン病外来担当医 清家 真人

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