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構音障害のリハビリテーション〜みんなでしよう。口の体操〜

2019/05/10 7階多目的ホール 第100回脳と神経の勉強会

第100回脳と神経の勉強会のようす

 ことばの障害には失語症と構音障害があります。失語症とは言葉がでにくく相手の話している内容が理解できないという特徴に対し、構音障害とは言いたい言葉は出るし、相手の言葉も理解できますが、呂律が回りにくく相手に言葉を聞きとってもらいにくいのが特徴です。原因としては、脳梗塞、脳出血などの脳血管疾患、事故などによる頭部外傷、パーキンソン病などの進行性疾患、器質性障害、加齢による運動不足、発話機会の減少があります。ストレッチや体操や顔面マッサージ、呼吸訓練、口の体操、発声訓練、構音訓練、歌唱などのリハビリテーションを行うことでコミュニケーションがとりやすくなるという効果も期待できます。口は食べる、飲み込みにも重要な役割を果たします。無理のない範囲で構音障害のリハビリテーションに取り組んでみませんか。


構音障害のリハビリテーション〜みんなでしよう。口の体操〜

リハビリテーション部 言語聴覚士 町田 憲治

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