脳神経センター

特発性正常圧水頭症

いずみの病院 脳神経センターでは、 認知症の中で治せる認知症である特発性正常圧水頭症疑いの患者さまの診断・治療を行っています。

手術で治せる認知症があることをご存知ですか?

年齢が進むとともに足もとがふらついたり、足が前に出なくてうまく歩けないといったことがあります。 歩きにくくなるのはいろいろな原因で起こりますが、 なかには、はっきりした理由もなしにうまく歩けなくなってきて、認知症や尿失禁といった症状を伴ってくる場合は、 特発性正常圧水頭症の可能性があります。

特発性正常圧水頭症

この病気は適切な診断と治療によって歩行の障害や認知症状の改善を得ることができ、 介護の負担が軽減され、患者さまとご家族の生活の質が向上します。

三徴候と呼ばれる歩行障害・認知症・尿失禁の症状があり、画像診断にて脳室の拡大が認められると、髄液排除試験を行います。 腰椎(腰骨)の間から過剰にたまっている脳脊髄液を少量排除して症状の改善具合を観察します。 この検査前の症状の程度と比べて、検査後の症状が一時的に改善すれば、 髄液の流れを良くする手術(髄液シャント術)が有効であることが予想できます。

髄液シャント術による三徴候の改善率は、歩行障害9割、認知症症状7割、尿失禁7割です。


特発性正常圧水頭症について詳しくは、下記をご参照ください
  ・高齢者の水頭症iNPH.jp  http://www.inph.jp
  ・水頭症.jp  http://www.suitoushou.jp/adult/inph.html

脳神経外科  溝渕 光


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