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糖尿病外来

担当医
内科  西岡真理子  谷脇広道
受  付
西岡: 毎週火・水・木・金曜 午前
谷脇: 毎週水曜 午後 ・ 第2・4土曜 午前
  (内科診療予定

糖尿病の症状と治療

糖尿病とはどのような病気ですか?

私たちの体の細胞は、血液中のブドウ糖を取り込んでエネルギーにしています。 この作用に重要な働きをするホルモンが、膵臓で作り出されるインスリンと呼ばれるものです。 このインスリンの働きが低下すると、血液中の血糖値が高くなったり、尿に糖がもれたりします。 この状態が継続すると糖尿病です。

日本人の糖尿病のほとんどは、遺伝的要素に過食や運動不足、ストレスなどが加わり、発病するものです。

現在、日本の糖尿病人口は総人口の約10%にあたる、1,300万人を越えると推計されています。 しかも、その半分以上は治療を受けていない状況です。

糖尿病の症状とは?

多少血糖値が高いぐらいでは、自覚症状はほとんどありません。 健康診断や検診で見つかって来られる方もおりますが、 自覚症状が無いだけに、何かの症状が出てかなり状態が悪くなってから来られる方もかなりおられます。

しかし糖尿病を放置していると、神経や血管、そして様々な臓器に障害をもたらします。 全身の神経の働きが鈍り、手足にしびれ、麻痺、痛み等が現れます。 また網膜症を併発し、年間約3,000人の方が失明し、成人後の失明の一番の原因となっています。 さらに腎臓の機能も低下し、年間約10,000人の方が糖尿病による腎症が原因で 人工透析を受け始めており、 人工透析の一番の原因となっています。

糖尿病の本当の怖さは、この合併症なのです。

糖尿病の治療法、指導は?

糖尿病の治療は、合併症の発症・進行を抑えるために血糖コントロールがすべての基本となります。

まずは食事療法で、余分なエネルギーを摂らないようにします。 その方の身長、体重、年齢、仕事や運動量から一日の摂取カロリーを決めます。 軽い仕事の方で1,600Kcal位になります。

次に運動療法で、体内に余分に溜まったエネルギーを消費します。 日常できるものならどんな運動でもかまいません。 手ごろなものとして、歩くことがよいと思います。 うっすらと汗をかく位のスピードで40〜60分程度、週3回は実施しましょう。

7割以上の方が、この2つの療法で血糖コントロールが可能です。 しかしこれでコントロールできないときに、血糖降下薬を内服します。 膵臓を刺激し、インスリン分泌を促すタイプのもの、細胞でのインスリンの働きを強めるタイプのもの、 腸内の糖の消化吸収を遅らせるタイプなどの薬があり、糖尿病のタイプや病状など、さまざまな要因を総合して使い分けています。

そして、これでもコントロールが困難なときに、インスリンを注射で補充するインスリン療法を用います。

治療によって血糖値が下がっても、ちょっと油断すると血糖値は再び高くなってしまいます。 一度糖尿病になってしまうと、完治することはありません。 生活習慣を改善し、適切な血糖コントロールを行うことにより、糖尿病とじょうずにつきあい、 一生治ったと同じ状態を保つことが大切です。

(内科 西岡)

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